



海外FXの多くは、ゼロカットシステムを採用しています。
もしFX取引がうまくいかず、口座残高がマイナスになっても、追証を請求されることはありません。
つまり、海外FXなら借金のリスクを心配することなく、安心してFXができるんです!
本記事の内容:
海外FX特有の追証なし、ゼロカットシステムについて詳しく知りたい方向け
- ロスカットとゼロカットについてよくわかる
- ゼロカットシステムの注意点がわかる
- 国内FXとの違いがわかる
FXには「もし負けたら桁外れの借金を抱えてしまう」というネガティブなイメージが先行しています。
しかし、それは国内FXの話である場合がほとんど。
ゼロカットが当たり前の海外FXは、どんなに大きくレバレッジをかけても大丈夫!
ロスカットが間に合わずに口座がマイナスなってしまったとき、追加の証拠金の支払いはしなくて済みます。
今回は、海外FXで常識になっているゼロカットシステムのポイントを国内FXと比較しながらご解説します。
FXで借金を抱えてしまった人の生の声もピックアップ。
そして、夢のような海外FXのゼロカットシステムにも、必ず知っておきたい注意点が……。
以下、まとめてチェックしてきましょう。






海外FXの追証なし、ゼロカットとは?人生を守りながら投資をしよう!
国内FXでは追証があるのが当然ですが、海外FXから見ると追証がある方が少数派です。
海外FXが採用するゼロカットシステムとは?
「追証なし」とも呼ばれるゼロカットシステムは、ほとんどの海外FXで導入されています。
ゼロカットシステムの海外FXなら、万一、市場で価格の大暴落や大暴騰が起こって想像以上の値動きがあったとき、損失をユーザーの代わりにFX業者が負担してくれます。
ロスカット水準を超えて証拠金を上回るケースでも、損失を個人で負担する必要はありません。



つまり、レバレッジを大きく掛けて取引するFXなのに、借金を背負う心配がないんです!
そもそもFXの最大の特徴は、元手となる証拠金に何倍ものレバレッジをかけて、大きな取引ができること。
その代わり、もし値動きを読み間違えてしまうと、レバレッジを掛けていた分、証拠金はもちろんのこと、マイナスが出て大きな借金を抱えるリスクもあります。



しかし、こういったスタンダードなルールで500倍以上のレバレッジが掛けられる海外FXを使った場合、どうでしょうか。
経済指標が市場の予測をはるかに超える内容だったり、世界経済に影響するような大災害が起こったりして相場が急変したとき、あっという間に何十万、何百万もの損失が発生することも。



そこで、海外FXでは、大きくレバレッジを掛けて取引できる仕組みを前提として、証拠金以上の損失が発生しないようにルール化しています。
それが、ゼロカットシステム(追証なし)です。
海外と国内のロスカットの違い
海外FXのゼロカットシステムを理解するには、海外と国内それぞれのロスカットについて押さえる必要があります。
ロスカットとは、証拠金の維持率が一定の水準を下回ってしまったとき、大きな損失が出ないよう強制的に決済されるシステムです。
もしFX取引でロスカットの仕組みがなければ、急激な相場の変動が起こると、50万円、100万円とみるみる損失が膨れ上がってしまいます。
しかし、あらかじめロスカットされる割合が決まっていれば、それ以上損失が発生しなくて済むんです。
ロスカット率はFX業者によってさまざまです。
国内FXの場合、たとえば口座残高300万円、ロスカット率75%のFX業者だとすると、トレード中に225万円(300万円×75%)損失が発生した時点で強制的にロスカットされます。
しかも、ロスカットの仕組みはあっても、相場の動き次第で、損失が出る可能性は少なくありません。



DMMはiPhoneで出来るから口座開設したけど、約定がスベりまくり。高値で約定して話にならん。スプレッドだけで選ぶと痛い目あいます。orz
ロスカットが間に合わない。
— ザラバ王子 (@zarabar) June 10, 2010
なるほど。スイスフランのやつ、ロスカットが間に合わないからとんでもない損失を背負わされたりがあるのか
— いえろん (@YERON) January 15, 2015
一定の水準以上のダメージは受けずに済むかもしれませんが、損失が出た限りは追証(追加で証拠金が請求される)が発生します。



一方で、海外FXはロスカットではなくゼロカットです。
FXトレードでどれだけマイナスの損失が出ても、追証はありません。
損失はFX業者が負担してくれます。
国内FXのロスカットと海外FXのゼロカットシステム、どちらも損失が発生したときトレーダーを守るための制度のはず。
では、なぜ似たような仕組みなのに、ロスカットは損失や追証が必要になり、ゼロカットシステムは借金を負うリスクがないのでしょうか。
それは、もし損失が出たとき強制的に決済されるタイミングの違いにあります。
国内FXのロスカットでは、各FX業者の設定する証拠金維持率を下回るとすぐ強制的に決済されます。
つまり、そのタイミングでどれだけの損失になるか決まるのです。
海外FXのゼロカットシステムは、証拠金がゼロになるまではロスカットが起こりません。
プラスだった口座残高が、ゼロからいよいよマイナスになったタイミングでゼロカットが行われます。
おはようございます。
本日のビットコインFX取引はいきなり終了となりました😂
昨晩、朝7時5分に売り予約、損切りされたらドテン買いの予約を入れておきました。
で、起きたらゼロカットww
1万3000円まで増えたのにな💦
また出直しまーす😅 pic.twitter.com/0gAx8JfJ0r
— Ⓜ️🅰️🅰️’s (@mrma40) September 19, 2021
なぜ海外FXに追証はないのか
国内であろうと海外であろうと、FXでトレードする以上、損失や追証があっておかしくないはず。
なのに、どうして海外FX業者のほとんどでゼロカットシステムを採用しているのでしょうか。
それは、海外FX業者がNDD方式を採用しているから。
「None Dealing Desk」の略したNDD方式は、ユーザーの注文をそのままインターバンク市場に流す発注システムです。
多くの海外FX業者が採用しています。
ディーリングデスクを置かずにFX業者はただ注文や約定を仲介するだけ。
国内FX業者で一般的なDD方式と違って、業者のスタッフが判断しない分、コストが削減できる上、注文にスプレッドをプラス!



ユーザーのトレード数が多くなればなるほど、FX業者の利益が膨らんでいくんです。



つまり、追証で借金を抱えるリスクを心配するユーザーのトレード意欲を下支えして、長期的かつ活発なFXトレードを促したいという狙いがあります。
なぜ国内FXに追証はあるのか
「国内FXにも海外FXのようなゼロカットシステムを」という声は以前から少なくありません。



ですが、国内では法律で「FX取引で生まれた損失を補塡してはならない」と定められています。
国内FX業者が自分たちで「現状のロスカットを続けたい」「追証ありでサービスを提供したい」と考えて現在のシステムを続けているわけではありません。
あくまで日本の法律では、FX業者に損失を負担させて経営破綻につながるような事態は避けたいという考え方を取っているのです。
国内FX業者を推奨しない最大の理由がまさにこれ。
日本の金融庁に登録している全てのFX業者は金融商品取引法により損失補填が禁止されているので追証なしのゼロカットシステムを採用できない。
この法律がある限りいくらレバレッジ規制をしたところで投資家保護どころか逆にお金と希望を奪うだけ。 https://t.co/rvtF7AY6hG
— かいじ📊個人投資家 (@kaijinvest) December 26, 2018
際に借金を抱えてしまった人、生活に支障が出る損失を出した人の体験談
残念ながらFXで借金を抱えてしまった方々の声を集めました……。
海外FXでの投資は入出金のトラブルがあるなどと言われ、国内FX利用者から見向きもされないことがあります。
しかし、幸せを夢見てお金を増やそうしたはずが、多額の借金を抱え、家庭が崩壊する家もあります。
将来を思うと海外FX一択です。
引けにロスカットされてました。
奇跡を信じて無駄な抵抗をした為にさらに-680万
そして余計な空売りしちゃった
3銘柄だけで更に-1000超
この相場で他の保有は微々たる上げ
9月に入って億飛ばしました
センスの無さを痛感しました
後は敗戦処理をしてくだけ
頭おかしくなりそう
皆様もお気を付けて… pic.twitter.com/2uldvz7sfS— ぷるぷるプリン (@mogmogtime8) September 6, 2021
position update#ドル円 ショート、ロスカットされました・・・。
お金が無くて生活が本当に苦しいです・・・・。#ユーロドル ロング、利確しました。#FX pic.twitter.com/LnInSrNI2T— y.masuzoe (@y_masuzoe7) August 31, 2021
FX 20万入金してスクショのザマ、、
もう終わり、借金地獄突入、、、 pic.twitter.com/DiI4DCUgCE
— 弥太郎 (@Ossan0309) September 3, 2021
フォロワーさんが増えて来たから勘違いされても困るので軽く自己紹介
・30代妻子持ちサラリーマン
・学生の頃からスロ(秘宝、銭形、北斗)と競馬が大好きなギャンブラー
・大人になって仮想通貨とFXにハマり借金総額1600万くらいで毎月の支払いで頭いっぱい続く
— 天@納税までをリアルタイムでお伝えする垢 (@FX_RCI_777) September 2, 2021
借金150万確定しました。 pic.twitter.com/WDFqd8NJnP
— 雪兎@ハイレバ退場FX戦士😈 (@ripple_yukito) September 7, 2021
フォロワーさん2,000名ありがとうからのゼロカット3連弾😆
8月の勝ち分96万から約10万勝ちになっちゃいました😅
でも、海外FXのゼロカットは神です。また、コツコツ頑張ります👍
fight私たち🍀 pic.twitter.com/leFcKbpjhH— 桜カレン🌸FX (@karen88fx) August 9, 2021
ダウ先物は下降トレンドラインを上抜けていけるかというところで、また戻されてしまった…こうなると奈落の底コースになりそう😱少ない証拠金で、なおかつ追証のないゼロカット方式の海外FXはこういう時に気が楽♪ストップかけずに証拠金減らす#ダウ #日経 #先物 #セルインメイ#タイタン #titan pic.twitter.com/7GZtPYjygv
— こたろう@KANJIMASU MEETING (@eBZncrEmEHSKwns) May 4, 2020
追い証払えなくて、また27日決済される。資産それ以上に減った。資産ピークの十分の一。レバレッジの怖さ、損切りの重要性を痛感したよ。今銀行口座20万しかない。カードローンの借金200万、含み損1600万の買建玉3300万。ボーナスも給料も損切りと追い証で消えた。俺、3年前1億あったんだよなぁ。
— すばる (@6AAUH6yV6uWjyFO) December 20, 2018
ロスカットされて追証くらって退場なりました。
借金増えました。
何で、こんなことなるかなぁ
もう嫌だ
人生詰んだ
月曜日に証券会社から電話かかってくるんだろうなぁ
借金総額1億5000万超えたし返せないし
生きる意味ないな
破産もできないし
し
儲かった金で何か買ってたら良かった— 借金返済 1億円 退場しました (@syakkin_hensai) November 13, 2020






海外FXのゼロカットシステムの注意点
追証なしで借金のリスクにおびえることなくFXができる、ゼロカットシステム。
国内FXの追証に比べて夢のようなシステムですが、気をつけたいポイントもあります。
以下、注意点を3つご紹介します。
注意点①海外FXでロスカットされるタイミングは業者によって異なる
ゼロカットシステムは、FX業者によって実施されるタイミングに幅があります。
次回の口座入金と同時にゼロカットされる業者もあれば、24時間以内に自動で行う、サポートセンターへ申請してゼロカットされるなど、さまざまです。
ゼロカットシステムを謳っている限り、必ずゼロカットされることは間違いありません。
ただ、利用するFX業者の公式サイトをチェックして、自分の海外FX業者のゼロカットのタイミングを把握しておきましょう。
注意点②いざとなるとゼロカットしない悪質な業者が存在する
ゼロカットシステムを採用しているのに、いざ実施されるタイミングになるとシステムを無視する海外FX業者も。
口座残高がマイナスになっていつまで経ってもゼロカットしないまま、トレーダーに追証を請求します。
よく知られているのはFXDDのケースです。
2015年1月15日発生のスイスフランショックの際、ゼロカットシステムを採用していたのにもかかわらず、突如、追証を請求!
当時大手FX業者だったFXDDは、1時間で4000pipsも暴騰するほどの事態は想定していなかったとして、手のひらを返したようにゼロカットシステムを廃止しました。
ふつうはゼロカットがどの業者も標準に機能しているため、追証を請求されることはないのだが、FXDDは2015年のスイスフランショックで利用者に追証を請求したらしい…
— ハルト0213 (@take210330) March 7, 2019
FXDDはスイスフランショックの時にゼロカットの規約無視して取り立てようとしたゴミ中のゴミ業者なのに、そんなとこを推すとかね…
— のぶろう@本物 (@NoburouFund) May 1, 2019
まさかの追証を迫られるれるかもしれないというポイントを心に留めながら、トレードしていく慎重な姿勢が必要でしょう。
注意点③損失は海外FXが肩代わりしている。倒産する可能性がある
ゼロカットシステムはユーザーにとってうれしいシステムである反面、損失を肩代わりするFX業者の中には負担が大きすぎて破綻するリスクも抱えています。
2015年1月のスイスフランショックでは、追証請求したFXDDのような悪質業者が存在した一方で、アルパリUKはゼロカットシステムを維持して大損失が発生。
破綻してしまいました。
アルパリUK破産ってまじか
— glareguard (@glareguard) January 16, 2015
アルパリUKが破産手続きだと・・・!?
— ぬくっち@にわり☺︎ (@nukutti003) January 16, 2015
その悪行って私は記事でしか見たことないんですけど、fxddだけだったんですか?アルパリはちゃんとゼロカットしたんですよね?いつも自分が使ってるとこは、ほんとにゼロカットしてくれるのか心配なんですよね〜(*_*)
— まんべ (@manbe2018) October 13, 2018
法律で守られている国内FX業者に比べて、海外FX業者は破綻のリスクが少なからず存在します。
業者選びで信託保全や資金補償があるかどうかを確かめておきましょう。
暴落時でもゼロカットを実行したXMなら安心!
先行き不透明な時代が続く今。
いつ世界的な経済危機や大災害が起こって相場が暴騰・暴落するかもしれません。
ゼロカットシステムを採用している海外FX業者の中には、今後想定外の値動きで損失が出ると、ゼロカットせず追証を請求したり、業者そのものが破綻してしまったりする可能性があります。
そんな中、海外FX業者で知名度の高いXMは、相場の暴騰や暴落に対する備えを続けていた結果、追証なしを守りました。
一見リスクゼロに見えるゼロカットシステムでも、万一業者の判断次第でどう転ぶかわかりません。
信頼できる業者かどうか、資金補償はあるのか。
安心して海外FXを続けるためにも、海外FX業者を選ぶ段階でしっかりと見極めましょう。
まとめ
海外FXは追証のないゼロカットシステムを採用している業者がほとんとです。
もし急激な相場の変動が起こって口座残高がマイナスになっても、ゼロカットを実施。
損失をFX業者が負担してくれます。
とはいっても、悪質な業者を選んでしまうと、いざゼロカットシステムが実施されるタイミングを迎えたのに無視して追証をしてきたり、経営破綻でサービス事態が消えてしまったりといった可能性もゼロではありません。
ゼロカットシステムという安心のルールで海外FXをはじめるためにも、XMのような信頼できるFX業者を選ぶようにしましょう。


