本記事ではXMの無料VPSを解説します。
本記事の内容:
VPSを使いたい人、トラブル・異常気象下でもトレード環境を守りたい人向け
- XMのVPS、無料になる条件の解説
- メリットとデメリットと他のVPSとの比較
- XMのVPSの申し込み方法
- VPSは、バーチャル・プライベート・サーバ(virtual private server)の略称です。
- どの端末からでも自分のPCにアクセスしたい
- 停電やバッテリー切れの場合でも安定して稼働させたい
- FXのEA(自動売買)ソフトを使いたい
こんな方向けに、XMのVPSを詳しく解説していきます。




という方は完全ガイド形式で解説しているのであわせて見てくださいね。


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XMの無料VPSとは
XMには条件により無料で利用できるXMTrading VPSが提供されています。
XMのデータセンターがあるロンドンから、僅か1.5キロのところにある、「XMTrading VPS」日本からもアクセスが可能です。
このサーバーを利用すると、
- ネットの接続速度
- PCの不具合
- 停電など、その他の影響
に左右されることがない上に、EA(自動売買ソフト)が機能しているかの監視や、自身のPCの電源を入れることなくノンストップで稼働させ続けることができます。
また、近年、多発している異常気象による自然災害で被害にあった場合でも、VPSを利用することで、トレード環境だけは守ることが出来ますね。
XMのVPSが無料になる条件
1番気になる、XMTrading VPSが無料になる条件を解説します。
条件は2つだけ:
- 最低、5,000USD相当がXM口座に入金されていること
- 1ヶ月に最低5往復ロット(50万通貨)取引すること
5,000USDは、1USD (1$)、108円換算で計算すると、
5,000(USD) × 108(円) = 54万円
となります。
つまり、XM口座に最低54万円分の残高がある事と、スタンダード口座なら最低5往復ロット(50万通貨)を取引することが無料でVPSを利用できる条件となります。
※マイクロ口座だと、500往復マイクロロット(50万通貨)の取引が条件となります。
5往復ロットは、1ロットで5往復、または、5ロットで1往復すれば達成出来ます。取引回数ではなく、取引額が条件。
条件を満たせない場合には、XM口座から28USDの月額費用が発生します。
日本円にすると
28(USD) × 108(円) = 3,024円
条件をクリアできなくても、月額費を払えばXMのVPSを利用することが出来ます。
3,000円ボーナスではじめる!
※無料で口座開設OK。5分で入力完了。
XMの無料VPS:評判
XMの無料VPSは使うに値するのか?評判をまとめました。
ff外失礼します。
わたしはvpsでやってます( ̄▽ ̄)
XMのmac入れてますけど
閉じて開くと過去にタイムスリップしてる( ゚д゚)
バッテリー消費半端ない????vpsだと開きっぱなしできるのでオススメです(=´∀`)人(´∀`=)
多少遅延して鬱陶しさありますが(๑•ૅㅁ•๑)— 02ycy02 pubg垢 シーズン6はDUOで征服者逝く (@yume56322293) 2017年11月13日
PCにMT4やMT5を設定すると、開いてから取引できるまでに、10秒程度時間がかかることもあります。
VPSだと、稼働しっぱなしなので、PCを開いてアクセスすると、すぐにリアルタイムのチャートが見れますね。
オールラウンダーXMは結局素晴らしいってことになるのかなぁ。全てにおいて高水準で、かなりの高還元のポイント制があったり無料でVPSが使えたりする。ただ、引き出し不可能なボーナスの存在がややこしい。これはどこまで有益に使えるものなのか、今のところ算段がつかない。
— 次代錯誤 (@kommondull) 2014年9月6日
XMのポイント還元と、無料VPSはありがたいですよね。
今までは自宅のノートPCでEAを動かしていたんだけど、安定稼働させるために、XMのVPSを使用し始めました。
レスポンス劇速になりました(^^)/ pic.twitter.com/6kZwgleuhT— ヒロFX1970 (@hiroFX1970) 2019年8月4日
VPSにすると、EA(自動売買)ソフトの起動が安定しますよね。
VPSのメリット・デメリット
XMの無料VPSに限らず、実際にVPSを利用する場合にどのような、メリットやデメリットがあるのか、詳しく解説していきます。
- 安定性(通信、耐震、予備電源)
- 汎用性(ブラウジング出来ればどの端末からでもアクセス可能)
- 利便性(MT4、MT5の全ての機能を使える)
メリット①:ネットの接続速度が安定している
VPSはデータセンターが通信の安定した地域に作られているので、安定した通信で利用できます。
自宅や会社などの場合は、利用している回線、契約しているインターネットプロバイダーの利用者数、時間帯による混雑状況など複数の外部要因により、通信速度が左右されてしまいます。
利用している回線や、インターネットプロバイダーを変更することで、1番速度が早く安定している環境を作ることはできますが、費用と時間的効率を考えると実際に比べてみるのは、かなり難しく、また面倒臭いです。
メリット②:PCの不具合の影響を受けない
VPSは、契約先の業者のサーバーの一部を間借りするサービスです。
その為、手元で使っているPCやスマホの不具合に影響されずに稼働することが出来ます。
PC、特にディスプレイは何の前兆もなく突然使えなくなる事があるので、予備のトレード手段を準備するのがおすすめ。
予備の手段としては、予備PCの他にスマホやタブレットも予備手段として使えますが、トレードの設定や環境が異なることが多いので、どの端末からでもアクセスできて同じ環境でトレードできるVPSは、PCに不具合があった場合に重宝します。
さらに言えば、スマホやタブレット、Macなどでトレードをする時に、制限される機能をVPSなら全て利用することも出来ます。
Macでも取引プラットフォームであるMT4やMT5をインストールして利用することは出来ます。
スマホやタブレットでもWindowsPCと同じ操作ができれば、スマホやタブレットでは起動できないEA(自動売買)ソフトも使うことが出来ます。
外出先でEA(自動売買)ソフトを起動することも、逆に停止することもできるので外出先や出張先、旅行先でもいつもと同じ環境でトレードすることが出来ますね。
メリット③:停電やバッテリー切れにも影響を受けない
業者のサーバーを借りているサービスである、VPSは自宅や会社の停電や、各端末のバッテリー切れにも影響されずに稼働することが出来ます。
停電やバッテリー切れを起こすと、トレードの生命線とも言えるネット通信も使えなくなってしまうので、最悪、ポジションを持ったまま決済することも出来なくなりストップロスに引っかかって残金が「0」なんてことも。
今や、異常気象が頻繁に発生していて、どこに住んでいても自然災害からは逃れられません。
耐震性や予備の電源を備えている、VPSのデータセンターであれば、最悪の事態を避ける可能性が高くなります。
VPSはどの端末からでも、アクセス可能なので友人や家族の端末を少の時間、借りてポジションを決済することも出来ますね。
デメリット:月額費用がかかる!ただしXMなら無料
VPSを使うデメリットは、月額費が発生する!の1点です。
普通にVPSを使うなら、1ヶ月3,000円として1年間利用すると年間利用料は36,000円。2年使えば72,000円になりますね。
また、EA(自動転売)ソフトを使って取引をする場合には、VPSは必須の環境です。
ですが!
XMなら無料でVPSが使えるのでかなりありがたい…!
利用する価値がありまくりです。
無料VPSを使って無駄な損失をなくしましょう!
XMの無料VPS 申し込み手順
ここでは、XMのVPSへ申し込む手順を解説します。
XM 公式サイトへアクセスします。
▼XMの登録がまだの方はこちらから
アクセスしたら「会員ログイン」をクリックします。
▼「ID」と「パスワード」を入力し「ログイン」をクリックします。
▼「口座」をクリックします。
▼右側のプロフィールの中にある「VPS」をクリックします。
▼注意事項が表示されるので、確認しましょう。
- XM口座には最低5,000USD(108円で計算して54万円相当)が必要
- 最低30日以内に、5ラウンドターンロットの取引が必要
- 上記2点を満たさない場合は、28USD同等額がXM口座から引き落とされる
- XM口座の残高が足りない場合には、VPSサービスは停止される
▼最後に「入金」をクリックすると申し込みが完了します。
(参考)他のVPSを比較
XMで無料VPSの条件を満たせないなら、XM以外のVPSを使ってもOKです。
初期費用が気になるなら、初期費用不要の「ConoHa VPS」か「お名前.com デスクトップクラウド」
初期費用を払って月額費を安くしたいなら、「GMOクラウド」か「さくらインターネット」ですね。
▼初期費用不要
Conoha VPS | お名前.com デスクトップクラウド | ||||
月額 | 900円 | 1,750円 | 2,160円 | 2,212円 | 4,190円 |
メモリ | 1GB | 2GB | 1GB | 1.5GB | 2GB |
CPU | 2コア | 3コア | 1コア | 2コア | 3コア |
容量 | 50GB | 50GB | 50GB | 50GB | 100GB |
▼初期費用はあるが月額は安い
GMOクラウド | さくらインターネット | |||
初期費用 | 4,000円 |
1,620円 | 2,160円 | |
月額 | 780円 | 1,280円 | 972円/月 | 1,706円/月 |
メモリ | 1GB | 2GB | 1GB | 2GB |
CPU | 2コア | 3コア | 2コア | 3コア |
容量 | 50GB | 100GB | 30GB | 50GB |
個人的には、メモリは2GB、CPUは多い方がいいので月額費の安い「ConoHa VPS」か「GMOクラウド」ですね。
まとめ:XMの無料VPS
本記事では、XMの無料VPSをまとめました。
これまでVPSを使ったことがなく無料条件に達している方は、試しにでも使ってみることがおすすめです。
特にEAを使う方には必須のサービスになるので、ぜひ検討してくださいね。
また、XMにかかわらず他のVPSサービスもあるのであわせて自分にあったものを検討するといいですね…!