



残念ながら2020年11月現在は日本居住者の新規口座登録は認めていません。
しかし、入金10万円までは100%のボーナスを付与したり、初回5回までの損失をカバーしたりとメリットが多い取引所でした。
日本人の新規口座開設が停止したのは2019年9月。
もしかすると復活するかもしれませんし、エクセレントレードを引き継ぐ形で新しい取引所ができるかもしれません。
念のためにエクセレントレードがどのような海外FXだったのが見ておきましょう。
本記事の内容:
エクセレントレードのことを知っておきたい初心者向け
- 損失を代わりに負ってくれるサービスがあった
- 追証なしのゼロカットを採用
- 3か月間トレードがないと口座維持に100ドルかかる
停止する前のお知らせでは「登録者の増加によりサービスを維持できない」とされていました。
資金移動に支障が出ては大変と出金するトレーダーが殺到しましたが、いまだにサービスとしては維持ができています。
これは底力のある海外FXと言えるでしょう。






XLNTrade(エクセレントレード)とはどんな海外FXか(新規口座開設停止中)
金融ライセンスを保有し、レバレッジも高くて人気だったエクセレントレード。
何十万、何百万も稼いだ方がいる取引所でした。
最大レバレッジ400倍で小資金で投資ができる
エクセレントレードの最大レバレッジは400倍。
国内取引所は25倍のため、ぐっと資金が少なく投資が行えました。
例えば100万円を投資するにあたり必要な証拠金は4万円ほど。
それが400倍なら、わずか2500円ですみます!
1万円をきるお手軽さで、100万円分の損益が受け取れるのですから効率が良いですよね!
同じ投資時間でも25倍と400倍なら全然違います。
最大レバレッジが400倍だからといって、ご自身の投資でもしなければいけないわけではありません。



いざ勝負に出るときのために最大レバレッジは高いところがおすすめです。
セントビンセント・グレナディーンの金融ライセンスを保有
エクセレントレードはカリブ海に浮かぶ島国セントビンセント・グレナディーンの金融ライセンスを保有しています。
日本より基準は緩いですが、それでも一国のライセンスを認められて運営をしている取引所。
倒産や持ち逃げのリスクがぐっと減ります。
が、気になる点が一つ。
日本居住者の利用が制限され始めたころから出金と連絡が滞るようになったのです。
最終的に出金できなかったという意見は見当たりませんが、出金拒否に近い状態の方はいました。
エクセレントレードはボーナスや施策が豪華でトレーダーに人気がありましたが、そうした客寄せパンダをやりすぎたのかもしれません。



プラットフォームが使いやすいと評判
海外FXの多くはMT5などの外部が開発したプラットフォームを使っていますが、エクセレントレードはPROFITという独自のものとMT4を採用。
PROFITに関しては面倒なダウンロードが不要でワンクリックで注文がサクサクという便利さ!
ポジションを複数保有していても同時に決済もできました。
パソコンだけでなくスマホでも快適さは変わりません!
海外FXだが日本語で対応していた(現在停止中)
日本居住者の利用が制限されるまで、エクセレントレードは日本語対応がOKでした。
口座開設から取引、出金、質問に至るまで流ちょうな日本語だったのです。
多額のお金を預けるわけですから、日本語でやり取りができると不安が軽減されますね。
この日本語対応、現在は行われていません。
他の海外FXでも日本語対応はしているところがあるので、これから投資をはじめる方はそちらを利用しましょう。
XLNTradeのメリット・デメリット
- 追証ナシのゼロカットで初心者も安心
- 初回5回までの損失をカバー(条件あり)
-
- 取引が3ヵ月ないと口座維持に100ドルかかる
- スキャルピングは禁止されていている
メリット①追証ナシのゼロカットで初心者も安心
エクセレントレードは追証がないため証拠金以上の損失をかぶるリスクがありません。
ゼロカットとは口座残高以上の損失が出た場合、口座残高をゼロにするかわりに残りの損失を海外FXが負ってくれるものです。
万が一の措置ではありますが、日本では認められていません。



そのため、国内取引所で借金まみれになっている方も少なくありません。
メリット②初回5回までの損失をカバー(条件あり)
はじめて投資をするにあたり、画期的だと思ったのがこれです。
初回5つのポジションで発生した損失をエクセレントレードが負担してくれます!
初心者にありがたいサービスですが以下の条件があります。
- 2万円以上を入金する
- レバレッジは20倍以下
- 4000通貨~1万通貨
- プラットフォームはPROFITを利用
- 自動売買を利用していない
- 口座開設から1か月以内である
これらをクリアした損失についてカバー!
レバレッジはあまりかけられませんが、十分小資金で回せますので、開設から5回まではこれを狙ってもいいかもしれません。
損失はカバーされますが、利益分は受け取れます。
デメリット①取引が3ヵ月ないと口座維持に100ドルかかる
ここからエクセレントレードのデメリットです。
エクセレントレードは取引が3ヵ月間ないと、口座維持手数料として100ドル(約1万円)が3ヵ月ごとにかかります。






口座内に入金があればそこから引き落とされ、もし口座内にお金がなければ凍結されます。
長期間の利用がない場合は解約するか、すべて出金しておくことをおすすめします。
デメリット②スキャルピングは禁止されていている
スキャルピングとはわずかな利幅を狙って投資をする方法。
ポジションを保有して決済するまで数秒~数十分という短い取引で、小さな利益を積み重ねていくデイトレードです。
このスキャルピングは取引所によっては禁止されており、口座の凍結や出金拒否されることが考えられます。
エクセレントレードもこのスキャルピングを禁止しています。



海外FXはなぜ日本市場から撤退する?危ない業者なのか?
いくつかの海外FXは日本市場から撤退しています。
それまで行っていた日本語対応をなくすだけでなく、日本からのアクセスを制限。
サイトすら見られないようにしているのです。



これらの撤退の多くが取引所の問題ではなく、日本政府による規制強化という圧力によるもの。
一部の海外FXは比較的規制のゆるい国で金融ライセンスを保有しています。
一国から認められて運営をしているわけですが、日本政府は国内のルールに従わない業者を無登録扱い!
各国に圧力をかけて日本居住者へのサービス提供を停止されています。






現在の国内レバレッジは最大25倍ですが、金融庁は10倍以下にしようとする動きがあります。
国内の投資事情はますます厳しくなることが予想されています。
まとめ
サービス提供中は悪いウワサが見られなかったエクセレントレード。
取引所の特徴は、
- 最大レバレッジ400倍
- 追証なしのゼロカット
- 初回5回までは損失をカバー
- 3か月間トレードがないと100ドルかかる
- スキャルピングは禁止
以上です。
正直いうと、レバレッジでは他の取引所でもいいかなと思いますが、ボーナスが断トツでスゴかったので利用価値がありました。


