



海外FXのプラットフォームといえばMT4かMT5が主流ですが、cTraderも負けず劣らず評価が高いです。
そして、実際に使っている方を見ると初心者からプロトレーダーと幅が広い!
しかし、導入している海外FXが少ないのと、デフォルトは英語のため「難しいのでは?」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
cTraderは簡単に日本語設定ができます。
しかもMT4では面倒だった日本時間の設定もあっという間です。
cTraderを使っている人の中には、MT4を完全スルーする人がいるほど使いやすい!
本記事の内容:
cTraderについて詳しく知りたい方向け
- cTraderのメリット・デメリットが一目瞭然
- cTraderは約定拒否がなく、透明性が高いと言われる所以がわかる
- 日本語・日本時間の設定方法がわかる
今回は海外FXのプラットフォーム・cTraderの解説です。
これからFXを始める方、他のプラットフォームから乗り換えをお考えの方、cTraderは自分に合っているのかわかるでしょう。






気になるところまで読み飛ばす
海外FXのcTraderはスキャルピングに向いてるプラットフォーム!
cTraderは多くのスキャルピングトレーダーが使っています。
スキャルピングとはポジションを保有してから数秒〜数分で決済する手法です。
わずかな利幅でトレードを繰り返して利益を得ます。
初心者でもわかりやすく、保有は短時間のため精神的にもやりやすいです。
反面、プラットフォームの能力差が勝敗を分けることがあります。
cTraderがスキャルピングに向いている理由を一つずつ解説していきます。
cTraderは手数料制。かわりにスプレッドが狭い
cTraderはディーラーを介さず、インターバンクと直にやりとりをするECN口座を前提として開発されています。
そのため手数料は別途頂戴するものの、インターバンク内でマッチングをするためスプレッドが狭いです。



しかも、スプレッドと手数料を別々に表記しているため、どのコストがいくらかかっているのかが明確にわかります。
cTraderはNDD方式を採用!透明性が高く約定拒否やレート操作がない
cTraderはディーラーを仲介しないNDD方式です。
NDD方式は海外FXの主な方法で、詳しく見るとECNとSTPの2種類があります。
- ECN方式:トレーダーの注文が直接インターバンクへ送られる
- STP方式:海外FX・ディーラーが介在する
cTraderは前者のECN方式のため、トレーダーの注文はインターバンクに流れます。
このインターバンクは個人トレーダーだけでなく、ファンドやブローカー、金融会社などの注文からもマッチングされ、条件が合えば機械的に約定。
ちなみに、このマッチングはオークション制で、自分の注文に対応する反対注文があれば即座に約定しますが、なければ約定しません。



ですが、場合によっては最狭とはいかないことが……。
それでも仲介者によるレート操作はないので、cTraderは信頼できる取引ができます。
それに対してSTP方式は、自分たちの取り分であるスプレッドを足した金額でトレーダーに提示。
トレーダーと海外FXが決済をし、次に海外FXとインターバンクが決済するのがSTP方式です。
2つの決済は瞬時に行われますが、トレーダーに提示した金額では損をすることわかれば約定拒否されるかもしれません。



cToraderは余計な介在を挟まず、インターバンクとやり取りをするため透明性が高いです。
ワンクリックで注文楽々
cToraderはワンクリック、もしくはダブルクリックでの注文設定ができます。



設定方法はクイックトレードの項目からワンクリック、ダブルクリックのどちらかを選択するだけです。
あらかじめ指値と逆指値の設定もできるので、注文のたびに入力することもなくなります。
cTraderの良いところは、ワンクリックで決済できるし(複数ポジ持ってても)、チャート見ながら決済できるところ。
みんな使おう。#cTrader pic.twitter.com/vrn9AVUJob
— 出来川 (@dekigawa) November 30, 2020



海外FXのcTraderのメリット・デメリット
- スプレッドは0pipsから提供。約定拒否がない
- 板情報が見れるから市場を把握しやすい
- 検索機能でお求めの通貨を探しやすい
- 高速約定を実現!複数の注文を一括決済できる
- チャートをクラウド保存できる
- 予定損益でどのくらいの損益がでるかわかりやすい
- 日本語・日本時間に設定できる
- 日本語に対応した自動売買は少ない(ほとんどが英語)
- cTraderを導入している海外FXが少ない
メリット①スプレッドは0pipsから提供。約定拒否がない
ctraderは注文から決済されるまで仲介者がいません。
インターバンクと直接やり取りをするため、海外FXが上乗せしてくるスプレッドがなく、ctraderのスプレッドは狭いです。



また、約定拒否もありません。
そもそも約定拒否とはFX業者がトレーダーと売買したにも関わらず、インターバンクで決済しようとしたら損をすることがわかり、トレーダーに「先程の取引はなしにして」と言っているようなこと。
仲介が入らないctraderでは拒否する存在がいません。



ただし、トレーダーの注文はインターバンク内でオークション形式で処理されます。
膨大な注文の中から、条件が合致するものと約定するわけですが、希望と合うものがなければ少しスリッページは起こるかもしれません。
メリット②板情報が見れるから市場を把握しやすい
板情報はインターバンク内の情報で、ctraderは通貨の過密具合を見られます。
一般的なSTP方式ではまず見られません。
板情報を見れるメリットは、どの価格帯でどのくらいの注文量があるのかわかることです。
投資家からの注文数が視覚的にわかりやすくなるので、FX初心者にもおすすめ。
通貨ペアごとに見られるため、この価格ならすぐに決まりそうとか、反発しやすそうなポイントを見つけて注文を入れておけます。



メリット③検索機能でお求めの通貨を探しやすい
マイナー通貨に投資をする方にとって、とくに便利なのが通貨ペアの検索機能です。
通貨ペア選択欄に入力すると、その通貨を含むペアがすべて表示されます。



メリット④高速約定を実現!複数の注文を一括決済できる
為替変動があったときに助かるのが、cTraderの複数ポジションを一括で決済できる機能です。
MT4も複数のポジション決済はできますが、一個ずつ順番に決済していくタイプ……。
過去の暴落ではたった数分で数千万円の借金を負う事態になりました。
少しの時間が命取りなときに、一個ずつ処理されては損失が増えます。
複数ポジションの一括決済をするならcTraderです。
メリット⑤チャートをクラウド保存できる
cTrader IDという機能で、メイン画面の設定保存やチャートのデータをクラウド保存できます。
たとえ、普段と違うパソコンからアクセスしても、同一のIDでログインすれば保存した設定になりますよ。



メリット⑥予定損益でどのくらいの損益が出るかわかりやすい
価格がどこまでいけば利益になるのか、逆にどこまで下がれば損失になるのかが一目でわかる機能です。
FX初心者のうちは損切りポイントや追加注文を出すタイミングで迷いが生じるもの。
MT4にはない機能の一つで、トレードの判断材料の一つになります。
メリット⑦日本語・日本時間に設定できる
cTraderは英語表記、時間はロンドン基準になっていますが、日本語表記と日本時間に設定ができます。
cTrader上部の「EN」から日本語へ切り替え、下部の「UTC+0」をUTC+9にするだけです。



デメリット①日本語に対応した自動売買は少ない(ほとんどが英語)
cTraderはMT4と比べて、開発されている自動売買が少ないです。
そのうえ日本語の解説は不完全で、使うのは至難の業。
自動売買の利用をお考えの方は、MT4がベストでしょう。
デメリット②cTraderを導入している海外FXが少ない
MT4と比べるとcTraderを導入している海外FXは少ないのが現状です。
cTraderを使うのなら、導入しているところから選ぶしかありません。
とはっても、日本語サポートもしっかりして、日本人利用者が多い海外FXはAxiory(アキシオリー)ぐらいしかありません。



cTraderの口コミ・評判
実際にcTraderを使っている方の意見を集めてみました。
c traderってどうなんやろ~
使いやすいのかな— saw FX (@Jigsaw0130) May 19, 2020



ctraderのチャートでの発注機能ほんと使いやすいですね😄
— N(元クソポジ救助隊隊長) (@scalper_n) March 5, 2020



久し振りにAXIORYへ👺C-traderがやはり使いやすい…….いやもう断然使いやすい…….
— Louis Votton(旧さく) (@skwwwwww) April 16, 2019
cTraderのiPhoneアプリ使ってみてるけど、割と使いやすいかもしれないンゴ。一括決済もあるンゴね
— カワセダルマ (@kawase_daruma) July 3, 2019
cTraderは履歴をクリックするとチャートにオープン/クローズを表示してくれるから、自分のトレードを振り返るのに便利だ
他にもいろいろ使いやすい
俺はEAとか使わないから断然MT系よりcT派#fx #cTrader #MT4 #MT5— Ziro (@Ziron_fx) October 10, 2020



金/米ドル 銀/米ドルはプラットフォーム cTraderで取引してます☺️
原油は、かなり乱高下が激しいのでやりません。金は1700切ったら、爆買いします。
MT-4 より、圧倒的にスピードが速いし売買だけなら、こちらが上です。
しかし、チャート分析には不向きです。 pic.twitter.com/JJLkloAPuX
— チワワのエル🇯🇵 (@TakiPga72) June 12, 2020
そう感じる方もいらっしゃるんですね。
それぞれの良いところを使い分けるのもいいですね。
cTraderが向いているのは?
cTraderが向いているのは、
- スキャルピングで稼ぎたい方
- 大口の取引をしたい方
- 透明性のある取引をしたい方
以上の3タイプです。
cTraderはECN口座を使うことを前提に開発されたプラットフォームで、直接インターバンクと売買します。
その間に仲介はなく、レート操作もありません。
ECN方式のためトレードには手数料が別途かかるものの、スプレッドは0.0pipsからの提供。
コストを抑えられ、スキャルピング・大口取引に向いています。
通常はスプレッドとその他のコストは一緒にされ、何に対していくらかかっているのか判然としないものですが、cTraderはスプレッドと手数料を別々に表記。



反対にcTraderが向かないのは、自動売買を使いたい方です。
自動売買についてはMT4の独壇場で、cTraderの自動売買はまだ期待できるものではありません。
cTrader使える海外FXでおすすめはAXIORY(アキシオリー)
2015年から運営されている比較的若い海外FXです。
日本語サポートがしっかりとしており、多くの日本人が利用しています。
金融ライセンスはベリーズで取得。
マイナー感が否めない金融ライセンスですが、AXIORYはトレーダーの資産を信託保全で保護しています。
万が一、AXIORYが経営破綻をした際には信託銀行が返金。
海外FXの多くが分別管理はしているものの、信託保全までしているのは少数派です。



反面、ボーナスキャンペーンは消極的であまり期待できません。
また、20000円以下の入出金については手数料がかかるのは注意です!
AXIORYはcTraderを導入している海外FXの中でも、評判がよく、日本語にも対応。
cTraderを使いたい方にはAXIORYがおすすめです。
アキシオリーのお中元ボーナス本日リアルマネーに変わりました(^^)/
アキシオリーのボーナスは30ロット回したら出金可能のリアルマネーに変わるのです(*’▽’) pic.twitter.com/y19QCLZj8Q— youheihey (@youheihey69) August 7, 2020
アキシオリー
スプレッド も狭いし、出金しても無くならないボーナス10万があるのでむっちゃ大事に使ってるw
今の所、利益で36万の出金😊
少なくとも7割、8割の勝率が狙えない限りは雛壇に置いとくぜ‼️ pic.twitter.com/slOwpYlmB0— ムササビ🥞EA屋さん (@musasabifx) September 22, 2021
まとめ
cTraderについて解説しました。
自動売買をのぞけば、MT4と遜色なく使えるcTrader。
スプレッドが狭く、約定拒否もない快適なトレード環境を実現してくれます。
通常のトレードでは見られない板情報を見て取引をするため、初心者でも相場の過熱感やトレンドを把握しやすいです。
cTraderを使える海外FXはまだ少ないですが、優秀なプラットフォームのため使える業者が増えることに期待しましょう。


