FXのスリッページとは?上手な付き合い方を解説します!

今日は、「スリッページ」について記事にしたいと思います。
FXにはスリッページというものがあり、私は最初あまり気にしていなかったのですが、
スキャルピングやデイトレをやる場合は意識したほうが良さそうです。
詳しく見ていきましょう!

目次

1.スリッページとは?
2.なんでスリッページが起きる?
3.スリッページが起きやすい時
4.スリッページが起きても問題ない時
5.スリッページが起きると困る時
6.スリッページの設定の仕方
7.おすすめのスリッページの設定
8.こんな時は設定できないので要注意!
9.まとめ

 

1.スリッページとは?

スリッページとは、自分が取引したいと思った価格と実際に取引した金額が違ってしまう【価格のズレ】のことです。よくトレーダーさんが言う滑ることです。

 

例えば、ドル円を1ドル100.123円で買おうとして注文を出したら、実際に買えた価格は100.133円だった。これは、自分が買いたい価格よりも1pips高く買ってしまったということです。このように、価格が滑ってしまうことがスリッページです。

 

この場合自分が注文を出した金額よりも高い金額で買ってしまったので損ですよね。

『うわー!1pips滑ったよー!(´;ω;`)』ってなります。

 

がしかし、その逆に100.112円で買えることもあり、得する時もあります。

 

2.なんでスリッページが起きる?

簡単に言うと【自分が注文をだした瞬間にもマーケット(為替レート)は変動しているから】です。レートは刻一刻と動いており、あなたが注文を出す瞬間も動いています。相場は待ってくれません。

ん?どういうこと?と思う人のためにもう少し詳しく説明しましょう。

 

FXをする時は証券会社を利用します。そのFX証券会社は、私たちトレーダーと取引の仲介役です。
あなたと取引するのではなく仲介業者になります。流れを順に説明しますと、
「あなたが注文をだす」⇉「FX証券会社がインターバンク市場に注文をだす」⇉「取引が成立する」
といったような流れになります。インターバンク市場というのは、銀行間取引市場のことで銀行のみが参加できる市場のことです。

 

こういったようにクリックすると、瞬時に多くのことが行われていますので、どうしてもズレが起きてしまいます。

3.スリッページが起きやすい時

スリッページには起きやすい時があります。

 

それは、【相場が活発な時】です。
相場が活発な時は価格が急変動(値動きが激しい)しますので注文が追いつきません。

 

例えば、次のような時です。

・重要な経済指標がある時の前後
・世界情勢の悪化の地政学リスク時

 

この2つを見ると共通点があります。勘の良い方は分かると人かもしれませんが、
この両方とも世界の投資家や企業がマーケット(相場)に注目または参加している時です。

 

たくさんの人が参加しトレード(取引)していると値動きが激しく、取引の数が多くなるので注文が通りにくくなります。そしてその間にレートが変わってしまいます。

 

4.スリッページが起きても問題ない時

ここまでの説明だとスリッページは良くないものと思うかもしれませんが、そんなこともありません。
スイングトレードなどのような中期、長期取引なら少しのズレならあまり問題ないですね。中長期投資を行う人にとっては、あまり気にすることではないと思います。

 

5.スリッページが起きると困る時

今度はイメージ通り起こると困るパターンについて見ていきましょう。

 

これは、まさに多くのトレーダーがやりたがる超短期のスキャルピングや短期のデイトレードをする時です。説明することもないと思いますが、念のため(笑)

スキャルピングやデイトレなどのような取引ですと、短い時間で細かい値幅を取っていくわけですから少しの価格のズレでも致命的ですよね。なので、スキャルピングやデイトレをする人はとても気にしなくてはいけないことですね。

 

6.スリッページの設定の仕方

スリッページは、起きたら困る場合もあるので、「何pips以上ズレが起きたら、注文を約定させない」という設定をあらかじめすることができます。

これはクイック注文画面です。

丸で囲ってある場所がスリッページ設定の場所です。
例えば、これだと許容スリッページが5になっていますので、0.5pips以上動いたら約定しないということです

 

ここに自分が設定したい数字を打ち込めば設定完了です。
証券会社によっても設定の仕方が違いますので、あらかじめ確認しておきましょう。

7.おすすめのスリッページの設定

これは、必ずしもこれという設定はなく相場の状況に合わせて使い分けていくと良いと思います。
具体的にどんなスリッページの設定をしたら良いの?と迷う方のために、オススメの設定数値をご紹介いたします。

 

例えばですが、

・スキャルピング時・・・0.3pips

やはり先ほど言ったようにレバレッジをかけて細かく取引するのでなるべく小さいほうがよいです。完全に0でもなかなか約定しなかったりもするのでこの数値です。

・値動きが小さく滑りそうもない時・・・ほぼ0pips

滑る心配がなければ決めた値段で取引したいのでこの数値です。

・確実な約定が必要な時・・・3pips

確実に約定がしたいならあまり狭くせずに広い設定がおすすめです。

・値動き激しくかなり滑りそうな時・・・10pips

値動きは激しい時はなかなか約定せずに全然違う価格まで行ってしまったってことになりかねませんので、かなり広くした方が良いです。

 

これらの設定はあくまでもおすすめなので、必ずしもこれが良いというわけではありません。参考程度に考えていただければと思いますが、このくらいの設定が私としては良いかなと思っています。

8.こんな時はスリッページに要注意!

 

【逆指値注文はスリッページに要注意!】
損切り設定などでよく使う「逆指値注文」ですが、逆指値注文は、指定価格を超えてきたら自動で決済されるものなので、どんなに超えても決済されます。なので、損切りの設定をする時は注意しましょう。

ちなみに指値注文は、原則注文価格で約定します。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

私もそうだったのですが、FX初心者の方やスリッページとは何なのかよく分からずに気にせずトレードしている人も多いのではないでしょうか。
でも、スキャルピングやデイトレなどでは、小さな価格のズレが致命的になったりもしますので、注意したいですね!
まとめますと、

【スリッページは注文価格と約定価格のズレ】
【マーケット(相場)が激しく値動きが荒い時に起きやすい】
【逆指値注文はスリッページに要注意!】

小さな価格のズレにも意識をすることで、良い結果になっていくと思います。