FXで複数口座を使い分けるメリット・デメリットとは!

こんにちは、まどかです。

FXを始めるにあたり、まず必要となるのが口座の開設。
FX会社と一言でいってもたくさんの会社が存在するため、はじめて開設する際には「どの口座にしたらいいもの・・・??」と考えあぐねてしまいますよね。

 

そこで今回は、「どうせ口座開設をするのなら、複数口座を持ってみよう!」というお話です。

 

複数口座の解説は、FXを長くやっている人なら必ずと言っても良いほど多くの方が実践していますが、初心者だと実践していない方も多いのではないでしょうか??
いきなり「複数口座を保有すること」をオススメされてしまうと、「本当に大丈夫?」と不安になりますよね。その不安は、ごもっともです。まずは、複数口座にするとはどういうことか見ていきましょう。

 

1.複数口座にするということは?

そもそも複数口座にするということはどういうことなのか?から説明します。

 

これは、同じ証券会社にいくつもの口座を持つのではなく、いくつもの証券会社で口座開設をして、複数の口座を持つということです。

 

それでは、なぜこんな面倒なことをするのでしょうか?
それはもちろん、メリットがあるからです。以下から詳しく説明していきます。

 

2.メリット

複数の口座を使ってみることで比較ができる!

 

証券会社によって使い勝手や仕様に違いがあり、今自分が使っている口座はどこが良くてどこが悪いのか比較ができませんので、複数の口座を持ち使ってみることで、その比較ができます。
複数の口座を使ってみることによって、良さや悪さ、自分に合ったものが分かると思います。

 

2-1.ツールや約定スピードや取引手数料(スプレッド)は、証券会社毎に違う!

FXは、秒単位分単位でトレードする方が多いと思います。
そんな短時間なトレードをするには、使いやすいツール、瞬間的なエントリー、情報が必要になりますよね。

 

そして、レバレッジをかけた大金のトレードをすると思いますので、できるだけ安い手数料が良いですよね?

 

これらは、証券会社によって違います。そして、取引通貨によっても違います。なので、これも口座を分けるメリットにもなります。

FX会社の広告などをみると「業界最小のスプレッド」とうたっているものをよく見かけます。
ただ、注意しなくてはならないのが、ドル円では最小であっても、ユーロ円は大きく差がでている・・・ということも少なくありません。
なので、「自身がトレードをしたいと考えている通貨によって口座を使い分ける」という方法があります。

 

因みに、少し余談となりますが、このスプレッド、「ドル円0.3銭」というような記載を目にしたことがあると思いますが、実はこれ、『FX会社は95%以上の提示率としないと広告が出せない』という自主規制があるからです。つまり95%の時間帯は0.3銭のスプレッドでの取引ができるということです。しかし、逆を返せば5%は0.3銭よりもスプレッド幅を大きくすることができるということを意味します。

では、どのようなときにスプレッドの幅が広がるのか?についてですが、これは各FX会社によって異なるため、一概に「このタイミング」というのは言えません。
ただし、大きく分けると「日本時間の早朝時間」「重要な経済指標発表時」の2点を確認すると特色が見えやすくなります。

 

まず、「日本時間の早朝時間」についてですが、これは、早朝から午前9時までを指すことが多く、この時間帯のスプレッドは通常0.3銭のドル円でも2銭ということも少なくありません。

次に「重要な経済指標発表時」ですが、有名なとこではアメリカの雇用統計(毎月第一金曜日)などがあげられます。
このような重要な発表の際には、どこのFX会社でも発表の1分前から10分間ほど、スプレッドの幅を広げてきます。この時に、どのように広げるかもFX会社を決めるうえでのポイントになってくると思います。普段のスプレッドがやや広めであっても、このような指標発表の時に安定したスプレッドで提供している会社もあるため、通常であれば、他のFX会社がスプレッドの幅を広げているタイミングで、さほど広げていないFX会社を第2、第3の口座とするのもいいでしょう。

 

2-2.取引通貨によって使い分けられる!

FXは各国が発行している通貨が投資対象となります。このため様々な通貨ペアが存在します。

有名な通貨だけでも、米ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフラン、カナダドル香港ドルとざっと9種類の通貨が存在します。

有名なものであれば、たいていどこのFX会社でも取り扱われていると思われがちですが、必ずしもそうではありません。
米ドル、ユーロ、円あたりであればほぼ全てのFX会社にて取り扱いがあるかとは思いますが、スイスフランやカナダドルとなると扱っている会社とそうでない会社がちらほらと存在します。
このため、自身がトレードをしたいと思う通貨が、登録するFX会社によっては、ない可能性があります。

2-3.トレード期間によって使い分けられる!

先程は通貨ペアでしたが、今度はトレード期間によって変えることです。
短期でトレードするスキャルピングやデイトレード、中長期でトレードするスイングトレード。これらを、どちらも行なっている人は多いと思います。

 

この、期間の違うトレードを1つの口座でやっていては、よく分からなくなってしまい、口座資金の管理やポジション調整もやりにくくなってしまうと思います。

 

複数の口座を持つことによって一目で分かるようになりますので、スムーズにトレードや戦略が立てやすくなります。

2-4.証券会社によって政治や経済の情報量や種類、その配信スピードが違う!

これは、細かい説明は必要ないと思いますが、
FXでは情報が大切なのでどれが良いか決めておくと良いと思います。

2-5.トレード手法別に管理できる

トレードは、いくつもの手法や戦略がありますよね。
その手法や戦略ごとに分けられるので、手法の改善がしやすくなります

2-6.マウントが異なる

マウントとは、取引数量の違いのことを言います。
以前は、10000通貨単位で取引が可能となるFX会社がほとんどでしたが、最近では、1000通貨単位からの取引が可能となるFX会社が増えてきています。

 

この場合、少額での取引が可能となるので、例えば投資できる資金が少ないうちは、1000通貨単位でのトレードを行い、増えて来たら10000通貨の口座でのトレードを行う。とか、普段は10000通貨のFX会社を利用しているが、あまり自身がない時には少額でできる方でトレードを行う。など、様々な使い方ができます。

 

2-7.トレードツールが異なる

これは、実際にトレードをする際に使用するツールのことです。
最近では、PCだけではなくスマホやPadを使用してのトレードもできるようになっています。

 

同じ会社であってもPCとスマホでは仕様が異なっていたり、使用できるツールにも違いがあるので、実際にご自身のトレードスタイルに合わせて使用しやすいツールの設定がされているFX会社の口座を持つのもお勧めです。

 

実際、私自身もPCだとここの会社のチャートが設定しやすくていいけど、スマホでは使いづらいから別会社のチャートを利用する。ということを実践しています。

 

2-8.リスク回避

最後になりましたが、これが一番重要かもしれません。

 

金融庁の認可を得ているFX会社であったとしても、過去にはいくつも障害を起こしたことがあります。こうした場合、1つの口座に、全ての資金を投入して取引を行っていると大損してしまう可能性が出てきます。これを避ける為にも、いくつかの口座に資金を分散して取引することをオススメします。

 

また、複数口座を持つメリットとして、システムに障害が発生してしまっている場合、その復旧作業が完了しないと取引は行えません。この時、自分の持っているポジションがプラスであればいいのですが、マイナスとなってしまう場合があります。

そのような時には、他の口座に入っている資金をつかって、取引を行うことでできるだけマイナスを最小限にすることが可能です。「取引を行いたい!」と思った時に障害が発生している場合も、他に口座を保有していれば、そちらでの取引が可能となります。

 

以上が複数口座を保有することのメリットです。
メリットを見ていると、資金管理がしやすいという点が中心であり、かなり良さそうだと思いますよね。
今度は逆に、デメリットはどんなことがあるのかを考えていきます。

 

3.デメリット

何をやるにもデメリットはつきもの!それも理解しておく必要があります。

 

3-1.資金が分かれてしまうので、多くのお金が必要!

まずはこれが1番の問題になります。
たくさんの口座を持つということは、当然、資金も分散させなくてはいけません。
なので、1つ1つの口座の資金は小さくなってしまいがちです。

 

資金がたくさんある人は問題ないかもしれませんが、そこまで資金がない場合、ネックとなります。

ただ、口座開設だけでしたら、費用が発生することもありませんので、まず金銭的な負担はありません。当然、口座を維持するための費用というようなものも一切発生しません。

3-2.全体の損益計算が大変

プラスの口座もあれば、マイナスの口座もあります。そして、まだ決済をしていない含み損や含み益もあります。
なので、今自分は合計プラスなのかマイナスなのか?がすぐには分からないのが欠点になります。

3-3.確定申告が大変

これは先程のこととほぼ一緒になるかと思いますが、確定申告時に損益計算がすぐにできませんので、かなり面倒なります。
1年に1回はあるものなので、覚悟しておきましょう。

 

デメリットはそんなにない?

複数口座を持つことのデメリットについても書いてみましたが、
実際に口座を複数開設してみた私個人の感想としては「複数の口座を開設することへのデメリットというのはほとんど感じない」というのが正直なところです。

デメリットというほどのものではありませんが、実際に複数の口座を開設してみて、「面倒なだぁ」と思うことはありました。

それは、口座開設の際には、必ず簡易書留にてFX会社からパスワードなどが届くため、郵便物が本人(もしくは家族や同居人)在宅の時でないと受け取れない!ということです。
私の場合、日中は仕事で不在にしているので、口座開設をした際、ポストの中に不在通知が数通という状況が。休日も予定を入れることが多かったため、まとめて受け取るのに少し時間を要してしまいました。

上記は、デメリットというほどのデメリットではないかもしれませんが、実際に私自身が体験したことのなかで、「しいて挙げるなら」これがデメリットと言えなくもないのかな?と思います。

その他、口座を開設するための手続きについても、基本的にどのFX会社もフローはほぼ同じなので、1度開設してしまえば、難しいものでもないと思います。

4.まとめ

いかがでしたか?
簡単にまとめますと、デメリットでは、資金計算が大変なことが中心です。
しかし、メリットでは、勝つために必要なことが簡単になることがたくさんあります。

 

FXをやる理由は、もちろん「お金を稼ぐこと」だと思うので、口座をたくさん持つことは、必須なのではないかと私自身は思いました。メリットとデメリットを知った上で複数の口座を試してみると良いと思います。

投資は「分散投資が基本」とよく言われています。もちろん、為替も例外ではありません。
「為替」というカテゴリーの中での分散投資というと、複数口座を保有し、資金を分散させることです。
限られた資金をできるだけ増やすため、そして、減らさないためにもぜひ複数口座を保有して資金管理をしてみてください。