NYダウ下落から分かる、金利について知っておくべきお金の流れ

今日もFXレッスンです!
仕事後、投資家Gさんの自宅近くのスタバにやってきました。
カップがさくらになっていました(*´ω*)


今日は何を教わるのかなと思いながら待っていると、Gさんがコーヒーを片手に現われました。
ケータイでチャートを見ていたようで、いきなり話が始まりました。

投資家G
NYダウの乱高下がまだまだ続いているなあ。
まどかさん、そもそもNYダウとは何かわかる??
まどか
あ、それはなんとなく分かります!アメリカの株価の指標ですよね?
投資家G
簡単に言えばそうだね。NYダウは世界経済の中心であるアメリカの代表的な「株価指数」。
世界中の市場に影響を与える指数であり、世界中が注目しているんだ。
まどか
そうなんですね。
投資家G
そして、今NYダウが乱高下しているんだけど、
その理由の一つとして政策金利の引き上げが挙げられている。
利上げといえば、中長期トレーダーからするといいイメージを持たれることも多いが、
良い面ばかりではないんだ。

今回はその金利に関する簡単な仕組みと、NYダウの乱高下の要因を説明していこう。

中長期トレーダーの方は、政策金利についての知識はしっかりつけていただければと思います。

1 金利とは?

 

 

1.1 政策金利とは

政策金利とは中央銀行が一般の銀行に対して、融資をする際の金利のことを言います。

中央銀行の金融政策で金利の割合が決められ、一般的に景気が良い場合に高くなる傾向があり、景気が悪い場合は低くなる傾向があります。

これによって、景気が良い場合は預金やローンなどの金利が上がるので、お金を自国に預けることが多くなり、その国の通貨の流動が抑えられます。

また、景気が悪いと金利が低くなっているので、預けるよりは別のところで運用したり、預ける意味があまりないので、使ったりするので自国の通貨の流動が活発になります。

 

ちなみに、FXにおける政策金利の高さは、通貨ペア間における、金利差を利用して、金利を毎日もらう、スワップポイントというのがあるので、金利差があればあるほど旨味もあるので、政策金利を重要視している人も多いです。

 

1.2 インフレとデフレ

金利とは国の通貨をコントロールするために、中央銀行を通じて設定しており、金利によって、国の通貨の流動性が変わります。

インフレとは、インフレーションの略称で、経済が活性化していることを言います。それを止める為に、上記で述べたように金利を上げ、その国の通貨の流動を抑えます。

デフレとは、デフフレーションの略称で、経済が膠着していることを言います。それを止める為に、上記で述べたように金利を下げ、その国の通貨の流動活性化させます。

 

1.3 債券とは

債券は、一定期間、満期に達するまで、債券額面を支払い、一定期間ごとに金利を支払うことを、政府や企業が保証する証券のことです。お金と同質である債券は、インフレになると価値が下がります。逆に、デフレになると価値が上がります。

 

2 株価指数

2.1 日経平均

日経平均株価とは、日本を代表する225銘柄の上場株式の平均株価のことを言います。

東京証券取引所第一部に上場する約1700銘柄の株式の中から225銘柄を対象にしています。それを、日本経済新聞社がその銘柄を制定し、15秒毎に算出し公表しています。

日本の代表的な株価指標として世界でも大事な指数として見られています。

 

2.2 NYダウ

NY(ニューヨーク)ダウの正式名称は、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(Doe Jones Industrial Average)といいます。

NYダウとは、世界経済の中心であるアメリカの代表的な株価指数のことであり、アメリカの日刊経済紙ウォールストリート・ジャーナルの発行元、ダウ・ジョーンズ社が算出し公表しています。米国を代表する優良30銘柄を選出し、指数化したもので、その銘柄入替は、ウォールストリート・ジャーナルによって行われています。

NYダウは米国を代表するニューヨーク株式市場の重要な株価指標となっており、米国株の代表的な株価指数として、世界中で注目されています。

 

2.3 その他の株価指数

重要なのは以下の4つです。

日本 日経225
アメリカ NYダウ
イギリス FTSE100
ドイツ DAX

 

その他にも有名なのが以下の通りです。

韓国 KOSP
中国 上海総合
台湾 加権
香港 HANG SENG
シンガポール ST
オーストラリア ASX
フランス CAC40
スペイン IBEX35
オランダ AEX
カナダ S&P TSX
メキシコ IPC
ブラジル Bovespa
アルゼンチン Merval
スイス SMI
ロシア RTSI

 

3 NYダウが下がったとされる要因は?

3.1 雇用統計の結果は良かったが

2月2日に発表された1月の米雇用統計の結果は、非農業部門の雇用者数が前月比20万人増と市場予想の17.5万人を大幅に上回りました。

また、賃金上昇率も高水準となり、大幅減税などで今後も 賃金上昇が予想されており、米政策金利の利上げペースが早まると言われています。これにより米長期金利(10年物国債利回り)は 2.84%まで上昇し、為替市場でもドル高が進み、1ドルが110.20円前後となりました。

賃金が予想以上に上がっており、インフレリスクが急速に高まっており、その為、金融引き締め懸念から株価が急落しているのではないかと言われています。

 

3.2 FRBの計画

米連邦準備制度理事会のパウエル議長は2018年2月13日、最近の株価急落しつつも、今後は緩やかな利上げを継続する方針を表明しました。

もともと、パウエル議長の今回の発言は、賃金の伸び加速による、インフレや利上げペース加速を招くのではないかとされています。

 

3.3 インフレと政策金利

一般的に政策金利と景気には関連性があります。

基本的景気が良いと、物が買われやすく、企業が利益を上げやすいです。企業の売上げが上がるとサラリーマンの給料も上がります。

そして、財布に余裕ができるので、購買の頻度が上がることで、更に企業の売上が上がります。それが繰り返されることで景気が良くなりインフレとなります。

そこで、インフレを抑える為に政策金利を上げインフレを抑制させます。

NYダウ下落の原因はこのインフレではないかとされています。

インフレは景気が良くなるのでいいように思われがちですが、行きすぎたハイパーインフレはバブルとも言われいいことばかりではありません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

FXで重要な政策金利ですが、株にも影響します。FXだけではなく、株価指数にも少し目を向けることで、様々な見方ができるのではないかと思います。