FXにおける税金に関する大切な基礎知識!

今回お話するのは税金についてです。
「今年は利益が出てないから申告しなくて良い」などと思っていたりしませんか?

 

もし、そう思っている人がいるのであれば、それは大きな間違いです!
利益が出たら申告するのは当然ですが、仮に利益が出ていなく、損失が出ている方も必ず申告しましょう。

 

そうすることで、仮に損失が出ていたとしても、完全に損するわけではありません。

 

今回は税金に対する基礎知識について説明していこうと思います!

 

1 FXする上でかかる税金について

 

1.1 税金の分類

FXの利益は「雑所得等」という所得の扱いになります。

 

FX以外にも、先物取引やオプション取引、CFDなども同様に雑所得となります。
FX以外にも先物取引などをした場合はそれらを合算し、雑所得として計算して支払うことになります。

 

この雑所得に関しては申告分離課税となります。申告分離課税の場合、他の所得と合算せずに雑所得は雑所得として、税金を計算して支払います。

 

1.2 税率について

税率に関しては、所得の金額が少なかろうと多かろうと、一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)となります。

 

金額によっては他の所得税とは安く済む場合があります。

 

1.3 損失が出た場合は?

利益が出た場合その分税金を支払わなければなりません。
ただ、必ず利益が出るとは限りませんよね。
FXで損失が発生しした場合は、3年間繰り越すことができます。

 

例えば、今年が100万円の損失が出た場合、3年間損失を繰り越しすことができるので、
翌年以降の利益と相殺することができます。

 

翌年の利益が10万円だった場合、繰り越した100万円の損失から、10万円の利益と相殺することができるので、その年の利益はゼロになるので、税金がかからないことにすることが出来ます。

 

損失は3年間繰り越すことができるので、翌年以降は残りの90万円分の損失を利益と相殺することができます。

 

ただし、ここで注意していただきたいのが、
損失の繰り越しに関しては、損失のあった年に確定申告をしないと使えない繰り越しに使うことが出来ないという点です。

 

確定申告をしっかりとすることで、将来的に税金の節約が可能であるので必ずしていただければと思います。

 

つまりFXで利益が出ても、損失が出た場合も必ず確定申告するようにしましょう。

 

2 FXで利益が出た場合

2.1 差益で出た場合

FXで差益で出た場合は出た金額によって税金が発生致します。

 

それが上記であげたように、税率は所得の金額が少なかろうと多かろうと、一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)となります。

 

2.2 スワップで出た場合

スワップポイントについては、FXの会社によって取り扱いが異なりますが、決済するまでスワップが反映されない場合は決済時に出た利益分税金を払うことになります。

 

スワップポイントが毎日振り込まれる場合は、その年に得たスワップポイント分は税金の対象となります。

 

この二つのどちらかになるのですが、どちらになるかは証券会社によってことなります。
どちらがいいかは一概には言えませんが、どちらにせよ必ず申告はしていただければと思います。

 

3 確定申告について

3.1 給料所得がある場合

確定申告が必要かどうかは、給与所得の有無によって異なります。

 

ます、FX等の利益が20万円以下の場合は、確定申告をする義務はありません。

ただし、サラリーマンで給与所得が2,000万円以上ある場合は、確定申告をする必要があります。なので該当する場合は確定申告するようにして下さい。

 

3.2 給料所得がない場合

また、給料所得がない場合、例えば、専業主婦などの給与収入がない方に関しては、
FX等の利益が38万円を超える場合にのみ確定申告が必要となります。

 

なので利益が38万円未満の場合は確定申告が不要になります。

 

3.3 経費について

その年に出た利益を計算した後、そこからFXにかかった経費を差し引きします。
そうすることで支払う税金を減らすことが出来ます。

 

もちろん、FXをする上でかかった経費のみ差し引くことが出来るので、何でもかんでもできるわけではないです。

 

経費なるものは、以下ようなものになります。

 

・FXの取引で使うパソコンやモニターなどの購入費用
・FXの取引で使うスマートフォンや携帯の購入費用、通信料など
・FXの取引をする上で必要なプロバイダーの費用
・FXをする上で必要な情報を得る為のの本や、雑誌、新聞の代金など
・FXのセミナーなどの受講料、セミナー代金
・銀行口座からFX口座への振込み手数料

などが挙げられます。

 

上記で挙げた費用のうち、FXの取引をする際に必要と認められる金額のみが経費となります。
私生活で使う携帯代などは引くことが出来ません。

 

実際にかかった経費は利益から引くことができるので、適正な経費を計上することで払う税金を減らすことが出来ます。

 

ただし注意していただきたいのが、経費については、上記に書いてあるものであっても税務署によって経費にならない場合があります。分からない際は必ず税務署に相談し、適正な金額を支払いましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

FXをしていて利益が出ている方、損している方どちらであっても必ず確定申告を適切にしていただくことで、資産を守ることに繋がります。

 

損しているから申告しなくて良いや、などと考えず、一度チェックしてみてください。